50歳になる少し前から、ときどき不思議なことが起こるようになりました。
歩いていると、突然、目の前が「グラッ」。
「地震?」
そう思って立ち止まり、周りを見ても誰も気にしていません。
家で夕食を作っているときに「グラッ」としたこともあります。
本当に地震だったら困るので、そんなときは家にある風鈴を確認。
揺れていない。
「あ〜、私かぁ〜」
そのうち、私が「地震?」と聞くと、子どもから、
「かーちゃんひとりで地震だね」
と言われるようになりました。
確かに、揺れているのは周りではなく、私の視界だけ。
体がふらつくわけでも、座り込むわけでもありません。
本当に一瞬、目の前だけが「グラッ」とするんです。
「これって、めまいなのかな?」
当時の私は、更年期のめまいの一種なんだろうと思っていました。
この記事では、50歳手前から始まり、51〜52歳ごろに一番多くなった、わが家でいう「かーちゃんひとりで地震」について書いてみます。
※私はこの症状について医師に相談していないため、原因は分かっていません。この記事は、あくまで私自身の体験を記録したものです。
50歳手前、歩いていたら突然「グラッ」
最初に「グラッ」としたのは、50歳になる少し前だったと思います。
たしか、仕事へ向かって歩いているときでした。
突然、目の前の景色が「グラッ」。
体が傾いたわけでも、足元がふらついたわけでもありません。
視界だけが、一瞬グラッと揺れた感じ。
私は普通に、
「地震?」
と思いました。
一度立ち止まって周りを見てみても、誰も反応していません。
「あれ? 地震じゃないのか……」
そう思って、また普通に歩き始めました。
本当に一瞬のことだったので、座り込むことも、何かにつかまることもありません。
気持ち悪くなったり、頭が痛くなったり、耳鳴りがしたりすることもなく、「グラッ」が終わればすぐにいつも通り。
「これって、めまいなのかな?」
と思って調べた記憶はあります。
でも、倒れるわけでもないし、座り込むほどでもない。
普段は何ともないので、しばらくすると「グラッ」としたこと自体を忘れて、いつも通り生活していました。
「地震?」家では風鈴を見て確認
「グラッ」は、歩いているときだけではありませんでした。
夕食を作っているときや、座ってご飯を食べているときにも突然やってきます。
寝ているときに起きたことはありません。
料理中に「グラッ」とすると、ちょっと困ります。
もし本当に地震だったら、火を使っているので確認しないといけません。
そこで私が見るのが、家の中にある風鈴。
「地震?」
と思ったら風鈴を見る。
揺れていない。
「あ〜、私かぁ〜」
これが、いつもの確認方法になりました。
子どもから「かーちゃんひとりで地震だね」
何度か家で「地震?」と言っているうちに、子どもから、
「かーちゃんひとりで地震だね」
と言われました。
「あ〜、私だけかぁ〜。なるほど。」
妙に納得。
それ以来、わが家ではこの現象が「かーちゃんひとりで地震」になりました。
職場でも一度、同僚と一緒に帰るときに「グラッ」としたことがあります。
私が、
「地震?」
と聞くと、同僚は「?」という反応。
「あ〜、私ひとりで地震かぁ」
そこから、
「そんな歳だよね〜」
なんて話になりました。
当時の私は、これも更年期のめまいの一種なんだろうと思っていました。
もちろん、実際に更年期が原因だったのかは分かりません。
51〜52歳ごろが一番多かった
「かーちゃんひとりで地震」が一番多かったのは、51〜52歳ごろだったと思います。
多いときでも週1回くらい。
毎日起こるわけではありません。
朝だから、夜だから、疲れているから、空腹だから……というような決まったパターンもありませんでした。
立っていても、歩いていても、座っていても突然やってくる。
でも、本当に一瞬。
「グラッ」
それで終わりです。
何かにつかまったり、目を閉じたりする間もありません。
終わったあとは、すぐにいつも通り。
だから、仕事や家事を控えたこともありません。
何も変えず、何も考えず、普通に生活していました。
「グラッ」だけじゃない。「バッバッ」「ザザッ」も
51〜52歳ごろ、症状が多かった時期には、少し違う見え方をすることもありました。
それまでは、目の前が「グラッ」と揺れる感じ。
ところが、ときどき目の前全体が、
「バッバッ」
と、画面が素早く切り替わるような感じになることがありました。
さらに、ごくたまに、
「ザザッ」
と、一瞬だけ昔のテレビの「砂の嵐」のように見えることも。
「なんだこりゃ?」
とは思いました。
でも、視界が暗くなるわけでも、一部分が見えなくなるわけでもありません。
「バッバッ」も「ザザッ」も一瞬で終わり、その後は何事もなかったように元通り。
体調にも特に変化はありませんでした。
そのため私は、これも「めまい」の一種なのかなと思っていました。
「バッバッ」「ザザッ」は、「グラッ」よりもずっと少なかったです。
運転中に起きたらヤバいかな、とは思っていた
症状そのものを怖いと思ったことは、ほとんどありません。
地震じゃないと分かれば怖くない。
倒れたことも、転んだことも、料理中に危ない思いをしたこともありませんでした。
ただ、一つだけ、
「これ、運転中になったらヤバいかな」
とは思っていました。
目の前全体が一瞬とはいえ揺れたり、「バッバッ」「ザザッ」となったりするからです。
有難いことに、車を運転している最中に起きたことは一度もありません。
50歳ごろに頭部MRIも受けていました
ちょうど「かーちゃんひとりで地震」が始まったころ、私は頭部MRIの検査も受けています。
きっかけはいくつか重なっていました。
義兄がくも膜下出血で救急搬送されたこと。
祖母に脳梗塞の病歴があったこと。
そして、私自身にも「これってめまいなのかな?」と思う症状があったこと。
ちょうど健康診断の時期でもあり、主人から、
「ついでにMRIもしとけ」
と言われました。
私自身もちょっと不安があったので、受けることにしました。
結果は、特に異常なし。
そのこともあって、私は「かーちゃんひとりで地震」をあまり心配していなかったのだと思います。
ただし、MRIを受けたのは50歳ごろの1回だけ。
その後は頭部MRIなどの再検査は受けていません。
また、「かーちゃんひとりで地震」について医師に相談したこともありません。
病院に行かなかったのは、普段は忘れていたから
今考えると、どうして病院で相談しなかったんだろう?とも思います。
でも当時は、本当に一瞬だったんです。
「グラッ」
「あ、私か」
それで終わり。
座り込むこともなければ、倒れることもない。
その後に目の違和感が残ることもありません。
普通に生活していると、そのこと自体を忘れていました。
そして、また突然「グラッ」とすると、
「地震?」
終わったら、また忘れる。
そんな繰り返しでした。
2026年、「あっ、私、揺れてない」
2026年になって、日本のあちこちで地震が起きているニュースを目にするようになりました。
そんなとき、ふと思ったんです。
「あっ、私、揺れてない」
そういえば、「かーちゃんひとりで地震」がかなり減っていました。
いつから減ったのかは、はっきり分かりません。
春ごろまでは、ときどき揺れていた記憶があります。
先月も1回、「グラッ」としました。
少し前に大きな地震があったので、そのときは、
「えっ?!」
と本当の地震を疑いました。
でも、以前のように週1回くらい起きることはなくなり、53歳の現在は本当に「極たまに」です。
今でも家で「グラッ」として、
「地震?」
と聞くと、
「かーちゃんがね」
と言われます。
「あ〜、私かぁ〜」
完全になくなったわけではありませんが、以前に比べるとかなり減りました。
「ラムールQとエクエルが効いてきた?」と私は思った
私は52歳半ばからラムールQを飲み始めました。
53歳からは命の母のエクオールを飲み、53歳半ばからはエクエルに変更しています。
「そういえば最近、揺れてない」と気づいたとき、私が思ったのは、
「やっとラムールQとエクエルのセットが効いてきたんだな」
でした。
ただ、これはあくまで私自身がそう感じているだけです。
「かーちゃんひとりで地震」が減ったことと、ラムールQやエクエルに関係があるのかは分かりません。
生活の中ではほかにもいろいろなことをしているので、何が関係しているのか、そもそも何も関係していないのかも分かりません。
それでも私自身は、「やっと効いてきたのかな」と思っています。
▶ 私が現在飲んでいる「ラムールQ」はこちら ▶ 私が現在飲んでいる「エクエル」はこちら更年期って、もう何でもありだな
50歳手前から始まった「かーちゃんひとりで地震」。
最初は「グラッ」。
その後、「バッバッ」「ザザッ」。
51〜52歳ごろが一番多く、53歳の今はかなり減りました。
私はずっと「更年期のめまいなんだろう」と思っていました。
でも、この症状について医師に相談したことはないので、本当に更年期が関係していたのかは分かりません。
自分のことだと、
「一瞬だし」
「倒れるわけじゃないし」
「普段は忘れてるし」
と、そのまま過ごしてしまいました。
でも、もし知人から、
「突然、目の前全体がグラッとするんだよね」
「たまに砂の嵐みたいになるんだよね」
なんて聞いたら、私はたぶん、
「病院へ行け!」
と言います。
自分のことになると、この違い。
50歳を過ぎてから、今まで経験したことのない体の変化が本当にいろいろありました。
ホットフラッシュ、手のこわばり、関節痛、眠り方の変化、そして「かーちゃんひとりで地震」。
私の感想は、結局これです。
「更年期って、もう何でもありだな」
私が40代後半から感じてきた体の変化については、こちらの記事にまとめています。
※視界の異常にはさまざまな原因があります。この記事は私個人の体験記であり、「同じ症状なら更年期」という意味ではありません。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関へ相談してください。


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